マスクで口元と顎に吹き出物が増えた!原因と対策は?
毎日のマスク着用により、口まわりに吹き出物が増えた!そんな人が急増中。保湿されて潤いそうなのに何故なのでしょう?
摩擦により角層のバリア状態が悪化、蒸れで雑菌が繁殖
「角層」とは〜肌の一番表面にあり、肌を刺激から守るバリア機能と保湿機能の2つの役割をもっています。肌の最も外側に位置しているので、摩擦や乾燥、間違った洗顔などで受ける外からの影響が大きくなります。
マスク内の蒸れ(湿度)は雑菌が繁殖しやすい環境。夏場はさらに蒸れて雑菌が繁殖してしまいます。さらに、マスクを外すと今まで蒸れていたのが一気に蒸発し、余計に乾燥が進む。乾燥によってバリア機能を低下させます。
しかもマスクの摩擦により角層の状態が悪化してさらにバリア機能を低下させます。
乾燥と摩擦でバリア機能がとても低下しているので、雑菌の影響を受けやすくなってしまいます。
また、こすれにより角層が厚くなり、毛穴の入り口が詰まって皮脂が溜まり白ニキビが発生。白ニキビの炎症が進めば赤ニキビ、黄ニキビとなり、他にも赤みや痒み、湿疹などができ、ゆらぎまくるお肌は大変なことになってしまいます。
その状態で翌日もマスクをつけ続けるため、悪化状態は治りにくく慢性化してしまいます。
吹き出物や肌荒れを防ぐには?
肌のお手入れを丁寧に
日頃のお手入れでは、洗顔はなるべく摩擦を減らす必要があります。たっぷりの泡で丁寧に。クレンジングではオイルタイプで摩擦を減らしましょう。丁寧な保湿をし肌本来のバリア機能を高めていきましょう。
毎日の生活習慣を改善させる
- 食事は1日3回、バランスがとれた内容になるよう心がける。食べる時間も毎日決まった時間になるよう心がける。
- 睡眠は、遅くとも24時には寝るよう心がけ毎日就寝時間、起床時間を規則正しくなるよう心がける。7時間以上睡眠時間がとれるのが理想です。
マスクとお肌の摩擦を減らし清潔に保つ
- 出来るだけ肌に負担の少ない素材のマスクを選ぶ。使い捨てマスクは肌への負担が割と大きいのです。
- 自分にあったサイズのマスクを使う。小さすぎると摩擦が増えます。
- 綿100%のガーゼなど柔らかく肌に負担の少ない不織布をマスクサイズにカットし、肌とマスクの間に挟む。
綿100%のガーゼは柔らかく、摩擦を軽減できます。できれば1日に2〜3回くらい3時間おきに交換し清潔に保ちましょう。
できてしまった吹き出物・肌荒れどうすればいい?
- 患部を触らない、つぶさない
- 寝具を清潔に保つ
- 布団や衣類が患部に当たらないようにする
- 優しく洗う
- 清潔にし保湿をしっかりする
- なるべく化粧をしない
おわりに
【マスクで吹き出物・肌荒れが起こるのはなぜ?】
・摩擦による刺激でバリア機能低下
・マスクをとると湿気が一気に蒸発し、乾燥がすすみバリア機能低下
・蒸れで雑菌が繁殖!バリア機能が弱っている所に繁殖し、肌機能が負けてしまう
この悪循環と毎日マスクが欠かせないため全然治らない!!
私も口の周りに吹き出物が増えて困っております。しかも帰宅してマスクをはずすとつい気になり触ってしまい、全然治りません。
マスクは貴重なため1日に何度も交換できませんし、とりあえず手軽に始められそうな柔らかいガーゼを3時間おきに交換すること、洗顔では摩擦を出来るだけ減らし優しく丁寧に、そして化粧水も優しく丁寧にしっかり保湿していきたいと思います。
簡単に出来ることから始めていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました☆